お世話になっている取引先が株式上場を果たしたら、心を込めたお祝いの品を贈りたいものです。しかし、どんなものをいつ頃までに贈ればいいのか、わからないという方は多いのではないでしょうか。
そこで今回は、株式上場祝いの基本的なマナーやおすすめのギフトをご紹介します。
企業が株式上場する意味は?
株式上場とは、株式会社が証券取引所で自社の株式の売買を行うことができるようになることをいいます。株式上場を果たすためには、「上場審査」と呼ばれる厳しい審査があり、特に東証一部への上場は、優秀な企業の証であり、名誉でもあります。日頃からお世話になっている取引先が上場を果たしたら、できるだけ早くお祝いを贈りましょう。ただし、東証一部から東証二部に降格する「指定替え」はお祝いの対象にはならないため注意しましょう。
株式上場祝いの相場は?
株式上場祝いの相場は、相手との関係性によって異なりますが、20,000円〜30,000円が相場と言われています。特に重要な取引先の場合は、50,000円以上になることもあります。今後も取引先とより良い関係性を築いていくためにも、事前に上司などと相談して決めておきましょう。
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株式上場祝いを贈るタイミングは?
株式上場祝いは、知らせを受けたらなるべく時間を空けずに手配することが重要です。株式上場の知らせに誤りがなければ、当日の朝、あるいは前日に届くように手配しましょう。遅くとも翌日〜数日以内に贈るようにしましょう。上場を祝う式典に招待されている場合は、その日に合わせて贈っても問題ありません。式典会場や時間がわからない場合は、直接企業に問い合わせましょう。
これらのタイミングが難しいようであれば、後日先方が落ち着いた時期に、お祝いの品を贈るか持参するようにします。
株式上場祝いのし紙は?
水引は紅白の蝶結びを選び、のし紙の表書きには「御祝」と書きます。上場祝いを後日持参する場合は、当日には祝電を打つのがマナーです。
株式上場祝いにおすすめのギフトとは?
胡蝶蘭
株式上場祝いのギフトといえば、胡蝶蘭が有名です。蝶々が舞うように花が咲くことから「繁栄」のシンボルとして古くから親しまれており、フォーマルなお祝いには最適です。花粉や花びらが飛び散ることがなく、頻繁に水やりをする必要もないため、そのままオフィスに飾っても手がかかりません。中でも、「幸せが根付く」という意味がある鉢植えの胡蝶蘭は特に喜ばれます。
ただし、胡蝶蘭にはグレードがあるため、大きく見劣りしないものを贈ることが大切です。「割れる」を連想させる偶数の本数は避け、3本や5本など奇数になるように手配しましょう。
観葉植物
オフィスに飾ることができる観葉植物も、上場祝いにおすすめのギフトです。幹が三つ編みのように編み上がったパキラ、「幸福の木」と呼ばれるドラセナ、シャープな感じの葉が生命力を感じさせるユッカなどは特に人気です。メッセージカードなどを付けて贈りましょう。
お菓子
株式上場祝いのギフトには、お菓子の詰め合わせも定番です。有名ブランドの洋菓子や老舗の和菓子など高級感のあるお菓子を選ぶのがポイントです。日持ちがするクッキーやマドレーヌなどの焼き菓子や、仕事の合間などに気軽に召し上がっていただけるように1つ1つ包装されたものを贈ると喜ばれます。
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お酒
株式上場祝いには、日本酒はワインなどのお酒もおすすめです。相手の社名を入れたラベルを貼ったものや、会社の創立年に作られたものを選ぶなど、特別な工夫をほどこしたお酒なら記念品としてふさわしいでしょう。お酒は箱に入れるなど、ラッピングにもこだわり、必ずのし紙をつけて贈りましょう。
美術品
絵画や彫刻、骨董品などの美術品も上場祝いにおすすめです。縁起のいい絵柄や格調高い素材など、高級感を意識したものを選びましょう。飾っていただくことが前提で贈るものなので、相手のオフィスのイメージに合ったものを選ぶことがポイントです。
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いかがでしたでしょうか。株式上場は企業にとって大きな節目であるため、上場を果たした企業にはたくさんのお祝いが贈られるはずです。他社から贈られたギフトの中に埋もれないよう、報告を受けたらできるだけ早く上質なものを選んで贈りましょう。
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